思うこと

心が苦しくならないお買い物を

こんにちは、なみきです。

私はどちらかというとお買い物が好きな人間なのですが、それと同時に、お買い物をすることにすごく罪悪感を持っています…。

なぜならお金を使うことに後ろめたさがあるから。

しかし、働いた対価を好きなことに使って何が悪いのでしょうか。頭ではそう考えつつも、そんなにすんなりとは割り切れないのが乙女心(…乙女心かコレ??)。

なぜ苦しくなってしまうんだろう?

ことあるごとに「育ってきた環境が違うから〜」という歌詞が頭をかけめぐってしまう30代の私ですが、私の両親はどちらかというと「ケチ」なタイプ。

物の値段についてかなりシビアな見方をするかと思えば、思いがけずコスパのいいものに出会ったりすると「安かったから!」と衝動買いをしてしまうタイプでもあります。

親を反面教師にする人もいれば、私のように親の価値観にしっかり染まってしまう人もいて…気がつけば私もお金を使うことに罪悪感を持つ人間に育ってしまいました。

しかし「安い」「高い」という基準は、実は曖昧なものですよね。

まずは「育ってきた環境」で培われた価値観がベースになるのではないかと思います。

それにプラスして、周りの人と比べた基準が上回るときもあるし、今現在の生活水準と照らし合わせるときもあれば、価値とコストを価格と天秤にかけた判断もあることでしょう。

お金を使うとき「苦しい」という気持ちになる理由を掘り下げてみると、私の場合、まずは「贅沢をするのは私なぞの身の丈には合っていない」という考え方が根っこにあります。

そして「このお金の使い方は本当に適切なのだろうか」「このような使い方を続けていて将来困ることはないのだろうか」というような不安も絡みます。

お金を使うというだけのことに、いったい私は何重苦を背負っているのでしょうか…。

30代、現段階でのマイルール

まず、私は何に、お金という引換券を使いたい人間なのでしょうか…まず思い当たるのは趣味の服でしょうね。

着るのが好きというよりも、私はおそらくコレクション的な楽しみのほうに重きをおいています。つまり、買うこと自体が大好きなのです

美味しい物をお手頃に味わえる外食も大好きですね。インテリアへの欲求も止められませんが、家具などの購入は負担が大きいので我慢してしまいますね…。

書いていて気付きました。正直シンプルに「衣食住」のすべてにお金をかけたい人間ですね。犬にもお金がかかるし。

将来にそなえて貯金をすることはもちろん大事ですが、自分の楽しみを叶えてこそ「生きている」と実感できるのではないか、とも思うんです。

予算を決めればどれだけ買ってもいい

いちばんの趣味のとも言える、服を買う楽しみ。それを手放すことなく、罪悪感も飼い慣らすには一体どうしたらいいのでしょうか。

そこで私は毎月の予算を設定しています。毎月パートのお給料から被服費、交際費その他を割り当て、その範囲内であれば自由に使っていいルール。

貴様は家にお金を入れていないのかと言われたら、たしかにその通り…しかし服や美容院、交際費など自分にかかるお金はすべて自分で賄うので家計への負担はナシ。

家事はすべて365日休みなく私が請け負っているので、それと私にかかる生活費が同等であれ…という算段です。あくまでも自分たち二人だけの暮らしだからですけどね。

パジャマやクリーニング代、近場の交通費、犬の餌などはセコく家計に転嫁してしまうズルさは、どうか見逃していただきたい…!!(最近、下着代も家計になすりつけることにしました)

さて、少し脱線しましたが、毎月お給料日の区切りまでに「これを買おうか」「あれを買おうか」と脳内会議。これがまた、なかなか楽しいのです。

新作で出てきた来季の服なんかも前だったらすぐ飛びついていましたが、そこはぐっとこらえて。今月の予算に入らないならまた来月、また来月、と繰り越していきます。

実際に着れる時期が来たときには好みが変わっていた、なんてことも。そしてセールで安くなったり、というラッキーもありますよね。

もちろん、逃したら後悔してしまいそうなものは、予算外でも素早く入手することをおすすめします。前借りしても仮を作るのは来月の自分なので、そこもサジ加減が可能です。

しかし帳尻は必ず合わせることが大事。私の場合、お恥ずかしい話…コレ友達にも呆れられた本当にお恥ずかしい話なのですが…。

犬を迎えたとき(犬と犬周りのものも自分で購入)お金がかかったので、もともと今より服を買っていたときのマイナスと合わせて家庭内借金が40万にまで膨れ上がってしまったことがありました。はい、まだ去年の話です。

しかし今月ようやく完済。家庭内に借金できる範囲ならば利子もないので(危ない話になってまいりました)借金がある間はさらに大きい買い物をしないようにすれば、いつかは必ず完済できます。

こうして決めた範囲をはみだすことなく「欲しいものは自力で手に入れる」という強い意思があれば、罪悪感の奴も見過ごしてくれることが多いようなのです。

しかし、どうしても予算以上に歯止めなく買い物をしてしまうという人もいるのではないかと思います。

その場合、本当に解決するべきは物欲なのでしょうか。本当に果たすべき目的は物を買うことなのでしょうか。一度立ち止まって、こころの中を見つめ直してみたほうがいいかもしれませんね。

ショッピングサイトを見る時間よりも…

タイトルに収まりませんでしたスイマセン。

服の話になりますが、ショッピングサイトを見る時間よりも「鏡とクローゼットを見る時間を多くとる」というルールです。

そもそも物欲というものは暴走しやすくできているうえに、そんな物欲をたぶらかそうとあらゆる方面から魔の手が伸びています。悪いのは物欲に負ける私たち自身ではありません。

私も数々の後悔を重ねてきましたが、こうしていればその中の多くの失敗を防げたのではないか、というルールがこちらです。

だいたいショッピングサイトのモデルさんは、美しいビジュアルとぴったりの体型で、非常にバランスよく服を着こなしているので、この服を買ったら「こうなれるかも」と判断をバグらせるよう作りこまれています。

ファッションやメイクなど新鮮さが大きな魅力なので、新しい自分と出会える「こうなれるかも」は浪費の大きな引き金となりやすいです。

しかし、自分を見失ってはいけないと思うのです。それが買い物の失敗につながりやすいから。

ついつい寝る前などに覗いてしまうショッピングサイト。便利だけれど、必要以上に買ってしまうことも…これだけネットショッピングの敷居が下がったからこそ生じた功罪です。

願わくば、だれかの提案を受け取るばかりではなく、鏡に映る自分、そしてクローゼットと相談した「私は本当にこれが欲しい」の声に静かに耳を傾けたいものですね。

お金のかけどころを絞る

冒頭でちらっと触れましたが、私は服の他にインテリアが大好きです。あと本や雑誌も大好きなのです。

しかし欲望のままに消費をしていては、心も財布も苦しくなってしまいます。そこで大事なのがお金のかけどころを絞ること。

私の場合は、服が好き…といえど実はコレクション的な楽しみで、自分を飾ることにはそこまで関心がなかったりします。

なので服に予算を割くぶん、メイク用品はほとんど買いませんし、ネイルサロンにも行きません。基礎化粧品やベースメイクにはこだわりますが、ポイントメイクはすべてドラッグストアでプチプラ購入。

髪については地毛の黒髪が似合わないのでカラーの必要がありますが、いつもチキンレースかというほどギリギリまで美容院に行くのを引っ張ります。

飲みに行く趣味もないし、話題のスウィーツにもそこまで興味がない。ストレス発散といえば1000円でランチ付の一人カラオケのみ…つまり服以外にあまりお金をかけていないのです。

インテリアや本については服と予算のカテゴリを同じにして、服をガマンすれば買えるシステム。スツールだってフェイクグリーンだって、買おうと思えば買っていいんです…!!

さきほど触れたように家庭内借金が完済されましたので、昔から見るたびときめいていたことに最近気づいてしまったガラスキャビネットを自室に買っちゃおうかな…と密かに企んでいます。また借金の道が始まりそうです。

自分にとっての「ほどよい」ライン

最初のルールで「どれだけ買ってもよい」と言っておいて矛盾があるようですが、それでもやっぱり適量ってあると思うんですよね。

ファッション系の有識者が言う「服を増やすほどにお洒落から遠ざかる」という言葉。私はこれを胸に刻んでいます。

同じ時期に買う服が多いほど一枚一枚に袖を通す機会は減り、新しいままで残っていきます。そしてまた新しい服が増えていき、残った古い服は鮮度を失っていきます。

たとえ「一生モノ」と覚悟したベーシックアイテムであれど素材は経年劣化するし、シルエットのトレンドも微妙に変わってくる。

そして肝心な自分自身も、気持ちも体も変化を続けていきます。服は、今着るもの。結局ファッションはナマモノなのです。

量だけでなく価格にも「ほどよさ」があります。私が基準にしているのは、買うとき胸が痛むかどうか。買って心地よさを感じれば正解、胸が痛むときは身の丈に合っていません。

買うときだけ快感が得られても、やはり活用されないまま、もしくは買ったことで後からストレスを感じるようでは結局は罪悪感につながってしまいます。

買うレジャー(娯楽)が、心からのプレジャー(喜び)につながる。それが適切な消費ではないだろうか…と思います。

お買い物は悪いことじゃない

世の中の状況はどんどん変わっています。

かつて「普通の幸せ」と言われたこと。恋人がいて、結婚して、子供を持って、家を建てて、ペットを飼って…という暮らしは決して「普通」ではなくなりました。

趣味への消費を惜しまない人もいれば、明日食べることに頭を抱える人もいます。たまたま今お金に困っていない人でも、明日どうなるかはわからない混沌とした時代。

なににお金を使うのか、つまりは自分にとってなにが幸せなのか?があらためて問い直されているように感じます。

最後にやけに重苦し話になってしまいましたが、お金を使うとはそういう選択ではないでしょうか。

自分が稼いだお金を適切に使うことは自分を幸せにするし、だれかをも幸せにする。決して悪いことではありません。

頑張った対価を適切に使う、そんな「心地よい選択」を、私もひきつづき大切にしていきたいなと思っています。

知らんけど。

この記事もいかがですか?