こんにちは!片付けは好きだが掃除は大嫌い、なみきです!!!
すぐ余裕をなくすので、ここのところ家事をためるわ部屋も散らかり放題だわ、という状況だったのですが…!!

落ち着いたのでひさしぶりに片付けたところ部屋が元に戻り、気持ちもスッキリ。
片付けについて、これまで本やネットで得た知見をもとに私が心掛けていることをまとめてみようと思います。
片付けられず、散らかり放題のときも多い私が偉そうに言える立場ではまったくないのですが。
まずは全体→細かいところへ
部屋が散らかり放題だと「一体どこから手をつけたらいいの…」と愕然とするかもしれません。
そんなときは、全体をおおまかに片付けて物量を減らしてから細部に移るのがおすすめ。

全体の散らかり具合に絶望しているときは間違っても「ここの引き出しから片付けよう」なんて手をつけ始めてはいけません。
バリバリ成果が見える、これが『部屋全体片付け』のモチベーションにおいて重要なことなのです。
具体的にはこのような動き方です。
- 部屋を見渡して目についた順(存在感の大きいもの)から処分、もしくはあるべき場所に戻していく
- 引き出しの中やクローゼットの中など、見た目や収まり具合は気にせずとにかくあるべき場所に戻す(必要なときにアクセスできればよいので)※
- まずは服、本、文房具などカテゴリごとにまとめてやっつけるのもおすすめ。ザクザク減ります。
※部屋を移動するものなどは、まとめて各部屋の入り口に配っておくだけでもいいです。また今度、各部屋に用事で入るときに、ついでに正式な位置に片付ければ大丈夫ですよ。
お絵描きに例えると、全体をラフにスケッチ→徐々に細部を描き込み、解像度をあげていくようなイメージですね!…ってよけいわかりにくい?
家にいるイヌが家に来たばかりの頃よくお腹を壊したので、朝起きるとケージ中が絶望的にウ◯コまみれということがよくあったのですが…ウ◯コ掃除も同じ原理で片付けることができます。
もしかしたらなんにでも言えることかもしれませんね…片付けるのが仕事でもウ◯コでも、大量の片付けは「まずは大まかに、全体量を減らす」のが鉄則です。
途中で嫌にならないようにするためのメンタル面、そして体力面…両方を温存することがすごく大事なんですよね…山登りのようなものです!山登ったことないけど!
すべてのモノの定位置を決める
前の項で何度もでてきた「あるべき場所に戻す」という言葉。
これもよく言われることですが、あらかじめすべてのものに定位置を決めておくことが重要です。

定位置があれば、何も考えずに片付いた状態に戻すことができます。なんと、かならず片付くんです…!!!
また、モノを買う前には、あらかじめ設置・収納場所を決めてから買いましょう。
収納キャパを超えた物量は片付かなくて当然
さて、前項で「すべてのものの定位置を決める」とお伝えしましたが、逆を言えば収納スペースに収まらない量のものは片付きません。
これがあれば大丈夫!みたいな収納グッズについ手を出したくなりますが、その収納グッズをしまうスペースも物理的に入る量を超えてしまっていれば当然、収納グッズごと生活スペースに溢れることになるのです…。

その場合は物を処分して適切な量まで減らすことが基本ではありますが、こんな方法もアリです。
通路やデスク周りのスペースだけ残して棚を並べた、図書館や倉庫のような部屋にしてしまうことです。

これは、物が多くて年中散らかりっぱなしの夫の部屋に長年悩み続けた私がヤケクソになって編み出した方法なのですが…!
大切にしたい物の量が多い人は必ずしも捨ててしまわなくてはと私は思いません。いつでもアクセスできるよう、いつでも眺められるよう、スッキリ収まる定位置を作ってあげることが大事だと思います。
この方法で一度はスッキリ片付いた夫の部屋ですが、その後も物が減ることなく増え続け、今ではすっかり汚部屋に戻っています。
もはやお手上げです…。夫の部屋だけは「好きにしろ!!!」というスタンスです。目の上のタンコブであることには変わりはありませんが…。
雑誌はナマモノ
私は子どもの頃から雑誌が大好きでよく買うのですが、たまたま夫も同じく。雑誌はうちで散らかりやすい上位のものだと言えます。
しかし、基本的に雑誌はナマモノ。

いま新鮮な情報が多いイコール、すぐに内容が古くなるものでもあります。紙の質も長期保管に向けたものではありません。
新鮮なうちだけ楽しんで、レシピや資料など、残しておきたい情報は、後からアクセスしやすいようにページだけカットしてファイルにつっこんでおくのがおすすめです。
一冊の中に残すページが多い場合は、いらないページのほうを切り取って薄い本にしてしまうのもアリ。それでも本棚の隙間は空きます!
ページをきれいに切り取るのにはデザインカッターがおすすめです!
あっ、切り抜きはきれいにスクラップしてノートを作って…なんて考えないでくださいね!?
あれはマメな人だけが続けられることです。ただ必要なときに保管してある場所がわかればいいだけなんです。
それでも片付かない時は片付かない
最後にもっとも大切なこと。
元気があればなんでもできるって言いますけど、元気がないときはなんにもできないんです。

お部屋は心の状態の鏡。
私も疲れているとき、忙しいときは、何から片付けていいやら…いっさい頭が回りません。体も動きません。家中散らかり放題です。
そんなときは、ああ、これぐらい自分の生活はキャパオーバーしているのだな、と立ち止まってみてください。決して自分を責める必要はありません。
片付かなくたって、それぐらいでは死にゃあしない!!!
片付けってマイナスをゼロに戻すだけの行為だし、散らかってしまう限り永遠にやりつづけなくてはなりません…!!
片付いた部屋でなければと思うと罪悪感が湧いてきますし、片付けたとてご褒美もない。これではモチベーションも上がりませんよね。
どうせ一生付き合っていかねばならないのだから、いっそ適当に肩の力を抜いて付き合っていきましょう。
いつも綺麗な部屋に暮らしている人を見るとうらやましくなったりしますが、そもそも家とは自分たちが心地よければいいもの。
常に人に見せるような家をめざす必要などないはずです。
家が散らかるぐらい頑張っている自分を、まずは労わりましょう。
ではでは!
よかったらクローゼットの収納の記事もどうぞ〜!