あらたに『ビビりさんのひとりデート』という企画を始めてみました。今後も不定期で更新…していければいいな〜!!登場する場所、人物はあくまで架空のものです。本当です。
はじめまして。楠 詩(くすのき うた)と申します。性格はひとことで表すと…超絶ビビりなんです。
ビビりな私はどこかに出掛けるのも億劫になりがち。でも、本当は一人で気ままにお出掛けしてみたい。
むむ…なんだか唐突に喫茶店のサンドイッチが食べたいぞ…こないだテレビで見たからだろうか!?
なんだか喫茶店に行きたい
行くか!?思い切って今日行っちゃうか!?でも一人で行くの勇気いるんだよなぁ〜〜〜!!どうしよ!??
葛藤しつつ壁の時計を見ると…

よっしゃ勢いで行ったるんや!!これも出不精のリハビリ!!うお〜〜行くぞーーー!!!!
【ミッション①】変身しよう

おしゃれは装備。
出掛ける勇気を出すため、背中を押してくれるコーディネートでいざ家の外へ!!!
【ミッション②】喫茶店に入ろう


あ〜変な人って思われたらヤだな〜店員さんに気づいてもらえなかったらどうしよ〜緊張するわ〜
【ミッション③】落ち着く席に座ろう

ビビりにとっては、くつろげる場所取りこそが死活問題。
この選択を間違えてしまってはサンドイッチも喉を通らないのだ!!
(やはり窓の近くが落ち着く…けどそんな席は人気でたいてい周りが埋まっている!!それなら静かな奥の席のほうがいいかもしれないけどちょっと暗いのが気になる…そして座席の向きにも悩む…本能的に奥に行きたくなるけど他の人と目線がぶつかるよりは壁を見ているほうがマシだろう…いや、やっぱりそれなら窓を見て過ごしたい!!)
席を選ぶ、ただそれだけのことで、さっそくMPを消耗してしまうビビりな人間。
まだ戦い(喫茶店でサンドイッチを食べること)は始まったばかりだというのに…!!
【ミッション④】注文しよう
(ひさしぶりに来たけど…こんなにメニューいろいろあるんだ…期間限定とかある…迷っちゃうな…どれにしよっかな…)
どれも捨てがたく、むちゃくちゃ迷うけど、今日の目的はごくごくありふれた、あのサンドイッチだ。
これを外しては、きっと後悔してしまう。
よし、店員さんを呼ぼう…!!
すいません…(だれか…早めに気づいて…私の声も目力もいつも誰にも届かないんだよ…!!!)

あ〜〜っダサい注文だ!!スマートな大人の女の設定が!!
どうせたまにしか来れないと思うと…欲が出ちゃうってもんですよね。
【ミッション⑤】待ち時間を過ごそう

待ち時間。ひとりで来ているから発生してしまう虚無の時間。正直ちょっと心細い。
家だったら何時間でも虚無オーライだけど、人目があるところでの虚無…何気にしんどみあるよなぁ…。
違和感のないように過ごさねば…!!慣れない場所で本なんぞ落ち着いて読めんし、スマホでも見るか!!

なんだかホッ…余裕でひとり行動できる女の人めっちゃ憧れる…。
【ミッション⑥】サンドイッチ食べよう
まだ混んでいる訳でもなかったためか、ほどなくしてサンドイッチが運ばれてきました。
あっ、そうだよね、手で食べる感じだよね!!除菌ウェットティッシュ持ってきてよかった…(でもちょっと心配ではある)

この優しい味…なんだか「ここにいていいんですよ」と歓迎されている感じ……
ああ、勇気を出して来てよかった。
困難(?)が多いぶん、得られたものへの感慨が深い…幸せ…

また来よっ…半年後ぐらいに!!