みなさま、今週もおつかれさまでございました。いつも疲れている、自称『疲れのプロ』なみきでございます。
目まぐるしい日常。
「アーーー疲れた!!!」なんて、叫びたくなってしまう日だってあります…気力体力ともにポンコツの私なぞは毎日のことです。
そんなとき私がお世話になっている、『温かい紅茶のような音楽』をまとめてみました。
耳心地のよい音楽で疲れをほぐしながら、ゆっくりとお過ごしいただけたら幸いです。
大橋トリオ
「好きなアーティストは?」と聞かれたらまず思い浮かぶのが…この方。
繊細なメロディとまろやかな声に、優しい気持ちにならずにはいられません。
こちらはあの名曲『贈る言葉』のカバー。
推したい曲はたくさんありますが、まずは誰もが耳にしたことのあるだろう、この名曲を。
大橋さんのセンスと声の良さを体感していただきたく、カバーを選んでみました。
アン・サリー
お次は内科医でありながら音楽活動もされている、アン・サリーさんの歌声をお聴きください。
私の好きなカフェでも流れている曲です…なんともいえない良さ!!
すべてを包み込むような優しい歌声に、ホッと胸をなでおろす時間。
歌声は、その人そのものだなと思います。
HoSoVoSo
シンプルなアコースティックギターの音色と、ほんのり哀愁ただよう優しい歌声。
ふ〜っと深呼吸して、背負っていたものを降ろしてひとやすみしたくなるような曲です。
繰り返し聴きたくなってしまうような余韻があります…「庭には2羽ニワトリがいる」歌詞も絶妙。
Haruka Nakamura
草木も眠る真夜中のようなヒンヤリとした音楽を奏でるかと思えば、なにか遠い記憶を呼び覚ますような、懐かしく暖かな楽曲まで。
この曲が収録されているアルバムは昨年出たばかりなのですが、すごくすごくいいのでオススメしたいです。
このコロナ禍において、誰もが不安を抱えて過ごしている…。
そんな時だからこそharuka nakamuraさんはこのようなアルバムを生み出したのかな…と感じました。
毎日聴いても心地よい、少し懐かしくて切ない、そんなアルバム『スティルライフ』もぜひ聴いてみてください。
湯川潮音
ノスタルジックな歌声と、夢心地でいて儚げな哀愁も漂わせる、独特の浮遊感のある音楽がクセになること間違いなし。
湯川さんて、どんな方なんだろう…?本当に実在しているのだろうか…??と思わず後ろ姿を追いかけたくなってしまう。
そんな不思議な感覚にいざなうのが湯川潮音さんの音楽です…!!
この曲を聴いて心地よくなった方には、是非どのアルバムもよいのですべて聴いていただきたいのですが…!!
日常のBGMにもぴったりな軽やかなカバーアルバムもおすすめです。OASISやRadioheadなど選曲も絶妙です。
The innocence mission
何をみても傷つく…今よりもっと多感だった若かりし頃。
深夜、実家の自室で、眠る前にCDをセットし、そっと再生ボタンを押すとふわりと流れてきたのがこのメロディ。
そんなアルバムの一曲目がこちら。疲れ果てた心を優しく撫でるようなイントロに、ひとり涙する日も。
ネットでみつけてジャケ買いだったかな。はたまた雑誌でだれかが紹介していたのかな。
出会いはあやふやですが、子守唄のような一枚でした。できれば良音で、眠りにつく時に聴いてみてください。
Taiko Super Kicks
私が大好きなアニメクリエイターでありインディーズゲーム実況者である、ソーシキ博士さんがmvのアニメーションを担当されていることで知ったこちらの音楽。
なんともいえないほどよい脱力感に全身の力が抜けます…とてもいい具合に。
タイトルの『メニイシェイプス』…many shapes…たくさんの形??
タイトルひとつとっても独自の世界観が伝わってきます
いっときTaikoさんの音楽をエンドレスで聴いてしまう中毒のようになりましたが、勇気のある方はぜひ他の曲も聴いてみてください。
青葉市子
愛知県で毎年行われている(コロナ前は)大人気の野外フェス『森、道、市場』。
人混みの嫌いな私ですが毎年かかさず足を運んだ、ほどよいゆるさのある海辺のフェス…そこで出会ったのが青葉市子さんの音楽でした。
ヒリヒリするような鋭さを感じさせる楽曲もありますが、その物語性の素晴らしさはぜひ味わっていただきたい…!
余白のあるシンプルな演奏と青葉さんの伸びやかな歌声には、不思議な癒しの力があります。
森ゆに
名古屋の東山動植物園の近くにある知る人ぞ知る本屋、『ON READING』さん。
ちいさな店内に、選ばれし本やCDが所狭しと並びます。
そんな素敵な場所で出会ったのが森ゆにさんのアルバム『シューベルト歌曲集』でした。
昨年サブスク解禁されたため、Apple Musicなどでも森ゆにさんの歌声を聴くことができます!
私のオススメ『シューベルト歌曲集』の試聴ページはこちらからどうぞ。
手嶌葵
ジブリ作品『ゲド戦記』のテーマソングの歌い手として知られた手嶌葵さん。
『テルーの唄』以外にも、手嶌さんの天使のようなウィスパーボイスが心地よい楽曲がたくさん!
今は亡き大切な人に向けた歌詞が切ない『金色野原』。
この曲にこもった愛情と、前を向く決意、ひとさじの寂しさがどうにもしっくりきたので、歌のないバージョンを結婚式で両親への手紙を読む場面で使わせていただきました…!
手嶌さんの歌声には疲れを癒す不思議な効果があるので()私はしんどいときなど手嶋さんのアルバムを片っ端からエンドレスで流し、疲れを相殺しながら作業しています。
プリシラ・アーン
こちらもジブリ作品『思い出のマーニー』のテーマ曲で知られたプリシラ・アーンさん。
出会いはマーニーの少し前、ラジオで流れた楽曲『DREAM』を聴いたことから…その現実離れした美しさに圧倒されました。
本記事はチルソング特集ということで、ドラマチックな『DREAM』よりも穏やかで和む曲をYouTubeで探してみました!
『DREAM』も聴いてみてほしいですが、私の鬼リピした夢心地なアルバムはこちら。
短いアルバムですが粒揃いです!!
彼女は元々ジブリアニメの大ファンらしく、カバーアルバムも出していますのでそちらもオススメ。あの名曲『風の谷のナウシカ』も収録されています。
ヤエルナイム
2008年にAppleのCMとして使われた『New Soul』、2011年のドラマ『最後から二番目の恋』の挿入歌『Go to River』『Far Far』。
彼女の歌声を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
淡々と語るようでいて芯の強さを秘めた歌声。そしてどこか影のある音楽性が彼女の世界観を形作っています。
酸いも甘いも噛み分けた大人の方、ぜひゆったりとヤエルナイムを聴いてみてほしいです!!
コトリンゴ
2006年に坂本龍一さんのプロデュースにより『こんにちは またあした』でデビューしたコトリンゴさん。
そよかぜのような優しい歌声は、一度耳にしたら忘れることができません。
私が好きなのは下記のアルバムで…繰り返し繰り返し繰り返し聴きました、大変お世話になっております!!
言葉が悪いですが「捨て曲」がありません…!!疲れている時でもスーッと聴ける、耳に刺激の少ない可愛らしいアルバムです。
栗コーダーカルテット
バラエティ番組でたびたび耳にした、リコーダー版ダースベーダーのテーマ。
その肩の力の抜け具合に「一体だれの音楽なの!?」と調べて出てきたのが、この栗コーダーカルテットさん。
あの一度聴いたら頭から離れない可愛いメロディ、NHKピタゴラスイッチのテーマも彼らによるものだったのです。
リコーダーって誰しもが学校で練習しますが、こんな魅力的な楽器でしたっけ!?
素朴な世界観に気がつけば肩の力が抜けて、めちゃくちゃ癒されるのですが……
それよりなにより、ぜひリコーダーの授業の前にこれを聴かせてほしい!!という事を強く主張したいと思います。
ノラ・ジョーンズ
有名な方ですが、若い頃の私にはまだ良さがわかりませんでした…あらためて聴くようになった理由は気になる男子が聴いていたからです。
そんなよこしまな理由で聴き始めてスミマセン…でも今や私の定番音楽のひとつですから…お許しを…
全自律神経がスヤスヤと眠りそうな、ゆったりとした歌声。ジャズ調で大人な曲ばかりです。
静かな雨の日や、夜に聴くのが好きです。
無印良品のBGM
無印良品の店内で流れている民族音楽。無印良品らしさの演出には、あのこだわられたBGMが欠かせないと思います。
聴いていると自然と背筋が伸び、深く呼吸がしたくなり…聴くだけで健康レベルがアップしそうな不思議な音楽の数々。
店内の片隅でCD販売されているのはご存知でしょうか。
世界の楽器を使って奏でられた異国情緒あふれる音楽。一枚ずつテーマのことなるユニークなCDです。
いちまい約1,000円という手が出しやすい価格設定もポイント…気分を変えたい時など選んで買うのも無印良品の楽しみのひとつ。
「これぞ無印」なケルト音楽や、空気が澄み渡るような北欧の音楽が人気のようです。あなたのお気に入りもみつかりますように。
『僕らは奇跡でできている』サウンドトラック
よ、よくぞここまでたどり着いてくださいました…!!ここまで読んでくださったのはあなただけでは!?
私と音楽の趣味が合うか、失礼ながら…相当のもの好きさんかと思われます。
そんなあなたにそっと教えたい一枚がこちら。
ドラマの良さもいつか記事にして伝えたいと思っているのですが、このBGMのみを集めたサンドトラックがすごくいいのです。
独特の安らぎ感…無印良品BGMがお好きな方はきっとお好きなのではないでしょうか。なんだか塞いた気分の朝などに聴いていただきたい爽快感です。
Applemusicでも聴くことができます!百聞は一聴にしかず(?)ぜひお試しください。
クラシック
さて、長長とお付き合いありがとうございました…!!最後にして最強の癒しの境地、でございます。
疲れ果てたときって人の声の入った曲がどうもダメなときがあります。そんなときの受け皿がやっぱり、クラシックなのです。
こちらは誰もが知っている夕暮れソング、『遠き山に日が落ちて』の原曲となった『新世界 第二楽章』です。
この、ゆっくりと日が沈む様をそのまま落とし込んだような音楽。私たちに優しく語りかけ、労り、一日の疲れがじんわりと取り払われていくような感覚になります…あらっ目から汗が。
クラシック音楽も華やかなもの元気なもの悲しいもの様々で、すべてに癒し効果がある訳ではないのですが…あなたに合う癒し曲もきっとあるはずです。
こちらで一旦終わりとさせていただきます…あ〜長くてすいませんっ!!
近頃は折坂悠太さん、ROTH BART BARONさんを聴いて癒される日もありますが、いい意味でアクがあり今回の記事の主旨とはズレるため割愛します…
気になる方は、ぜひ検索してみてくださいね。
この世界にはまだまだ心を癒す音楽がたくさんあるんですよね…これからも『自称・疲れのプロ』として開拓してきたいです。
知らんけど。