暮らすこと

マイどんぶり持参でテイクアウトしてみた

なみき

コロナ禍の中こんにちは。みなさん、ほんとこれ長いよねぇ…!!

気軽に外出する楽しみが奪われている今。

私の趣味であったヒトカラも行くことが難しくなり、もはや楽しみといえば食べることだけになりつつある今日この頃です。

そんな中、お店に食べに行きにくいため、テイクアウトによくお世話になっています。

家でも人の作った旨いものが食べられて、根っからの引きこもりとしては最高なのですが……ひとつだけ難点が。

けっこうゴミ出ますよね??

なみき

なにを頼んでも大体プラケースに入ってくる…洗って乾かしてプラゴミに分別するも…なんとなく罪悪感が募ります。

プラスチック、なにが問題なの?

そんな中、たまたま『海洋プラスチック問題』を取り上げたNHKのドキュメンタリーを観る機会があり…結論から言うとまったく大丈夫ではありませんでした。

なみき

ああ…なにも大丈夫じゃなかった

自然環境保全の団体、WWFのサイトがわかりやすいので詳しくはこちらをチェック。

なにが問題なのか簡単に要約すると

  1. 海に流出するプラゴミは年間でジャンボジェット機5万機相当の量
  2. リサイクルされているはずのプラゴミも資源ゴミとして輸出され、大量のプラゴミが行き場をなくしていた事実
  3. プラゴミはやがて小さなマイクロプラスチックとなり、自然分解されず残り続ける
  4. 大小のプラスチックが海の生物を苦しめる
  5. プラスチックは食物連鎖で濃縮されながら、食物として人の体内にも巡ってくる
  6. 2050年にはプラスチック生産量が今の4倍にまで膨れ上がる見通し
  7. 日本はプラスチック生産量が世界第3位、一人あたりの消費量は世界第2位
(使用イラストはイラストACより)
なみき

分別すればすべてリサイクルされると妄信していました…自分のゴミが海を汚している…。

世界から見ても日本がプラスチックにかなり依存している国だったというのにも驚きました…これが便利で衛生的な暮らしの代償。

なみき

プラスチック、減らすしかないやん!!!

エコって意味のないこと?

近年ビニール袋が有料化されたり、ふたたびマイ箸を勧める動きが出てきたりして、それに対する「逆効果なのでは?」という声も上がっています。語感の似た『エゴ』と揶揄されてしまったり。

たしかに、ただの政治的アピールにしか見えなかったり、わかりやすい効果が周知されない割に負担だけ強いられることに納得がいかないのは当然です。

しかし…環境問題が悪化の一途をたどっているのは認めざるを得ない事実。私も環境問題についてまだまだ無知ですが、せめてできることぐらいはしたい…しなければ。個人的にはそういう思いです。

じゃあ何ができるの?

当然いいことばかりではなかったプラスチックまみれ生活。では、具体的にどうしたらいいのでしょうか?

  • リデュース(Reduce)=出すごみの総量を減らすこと
  • リユース(Reuse)=再利用すること
  • リサイクル(Recycle)=再生産に回すこと

微力ではありますが、地道にこの「3つのR」を意識した生活がプラスチックの消費量を減らすことに繋がります。

むしろ、歯がゆくても一個人にできるのはこのようなことしかないというのが現実かもしれません。

なみき

なるべく使い捨てのビニール袋をもらわずエコバッグを繰り返し使う。そんな小さな努力が環境を守る大きな効果に変わる…と信じたい…!!

どんぶり持参しようと思ったワケ

なみき

私は料理するのが苦手なため買ってきたものを食べることも多いので…プラスチック包装を日々消費している自覚があります…。

環境のためにも「なるべく自炊しよう!!」と何度も誓ったものの、やはり苦手なことは続かないのでした…。

そこで、もしかしたらテイクアウトならマイ容器持参が叶うのではないか?と思い至りました。

なみき

イレギュラーなことでお店に迷惑をかけるのでは…でも、お店にとっても容器代の削減になる!!

「容器を持参してほしい」とはなかなかお店側から言いにくいですが、客側にこういった需要があると伝えられることにも意味があると思いました。

まずは、できることから…!

どんぶり持参クエストやってみた

言うは易く行うは難し…ちょっとでも変わったことやるのってめちゃくちゃパワー要りますよね

なみき

それでは私の奮闘ぶりをご覧ください!!!

クエスト① あらかじめ電話で言う

こんなイレギュラーなお願いをするのならば、まずは「よく利用する近所の店からだ!!」と思いました。メニューはステーキ丼。

なにも言わないと容器が用意されてしまうため、あらかじめ電話注文の際に「容器を持参したい」と伝えておくことにしました。

なみき

あ、あの…申し訳ないですが、プラスチック包装を減らしたいので、自分のどんぶりを持参しても大丈夫ですか?

店員さん

…えーっと……。確認してきますので少々お待ちください。

理由がわからないと不安にさせるのではと思い意図を宣言しつつお願いしてみましたが……

尚更ヤバイ奴に思われてしまったかも…!!

なみき

(ヒエ〜ッ、キツイ!!すでにキツイ!!この店には二度と行けんようになるかもしれん!!)

店員さん

お待たせしました。

なみき

い、いえ!!

店員さん

大丈夫ですよ!こちらに来てもらってからご用意しますね。

なみき

ありがとうございます!!(あ〜〜よかった〜〜!!!)

この時点ですでに精神的にグッタリではありましたが、まだまだこれは序章に過ぎなかったのです…!!

クエスト② 家族の失笑に耐える

ちゃんとステーキ丼が入る容量のどんぶりを夫の分とふたつ用意し、割れないようタオルでくるみ大事に抱え…いざ出陣!!

と、そのとき。

オット

えっ、ホントに持ってく気!?

在宅仕事中の夫に出掛ける姿を見られてしまい「エシカルなみき(笑)」「どんぶりなみき(笑)」などと笑い者にされてゲンナリ…。

いや、でも家族が異様な行動を見せたらこういう反応になるわな!!

なみき

我ながらどんぶりを抱えて出掛ける姿の滑稽さよ…敵は家の中にもあり。

誰にも会いませんように…と祈りながらどんぶりを抱えてマンションを出、なるべくひと目につかないよう店まで小走り(余計に怪しい)。

なみき

共用部のエレベーターやドアになるべく触れないよう注意したり、手指を除菌したり…このコロナ禍で食器を手持ちしていくの神経使うわ…!!

持ち運びに向かない陶器のどんぶりではなく、このようなお弁当箱タイプのほうが絶対おすすめです。

クエスト③ お店でマイどんぶりを出す

お店に着くと、次の試練…それは店員さんに「私がどんぶりの者です」と申告しなければならないこと。他のお客さんもいる中。

なみき

あの…どんぶりの…。

(どんぶりを差し出す)

店員さん

あっ!!はい、お待ちくださいね〜、ご用意しますね!

電話での怪訝なリアクションとはうってかわって、優しく笑顔で対応してくださった店員さんに胸を撫で下ろしつつ、手間をかけてしまうのでひたすら申し訳なくペコペコ。

ちいさなお店なので、待っている間に他のお客さん達に「あいつマイどんぶり持ってきてるよ」と冷ややかな目を向けられていないか内心ハラハラしていましたが、

そ、そんなのは自意識過剰ってもんだ!!

しかしキッチンスタッフの方がどことなく機嫌が悪そう…もしや私が変な注文をしたからか!?とヒヤリとしましたが、それも自意識過剰でした。

と言ってくださった、キッチンの方。お手間をおかけした上にリップサービスまで…ありがとうございます。。

褒められた器(作家ものとかではない)

どんぶり持参で困ったこと

  1. 容量が足りているか → 店の器と同じサイズの器を持っていったため問題なし
  2. 感染対策 → 手指消毒のうえ洗ったタオルで包んでいったが、よく考えたら店舗側にリスクを与えてしまうことになったのでは
  3. フタの問題→ ラップが器にくっつかず店員さんに気を遣わせてしまった
  4. タレの容器は付属必須 → ソースがごはんに染みるので、よければソース容器は別添えで付けさせてほしいと言わせてしまった
  5. 帰りの方が運搬が大変 → スタッキングできず袋にも入れられないため両手が塞がり、店の扉やマンション入り口で苦労した
なみき

どんぶり弁当箱にしていたら解決する問題ばかりでしたが、感染対策の問題だけは店側に迷惑をかけてしまう危険性があり…!

レジ袋やマイ箸もおなじく、コロナ対策とエコ活動の両立の難しさもあらためて実感しました。

クエスト④ 上手に持って帰る

こちらが最後にして最難関のミッション。

近所とはいえ、中身の入ったどんぶりふたつをひとりでハンドキャリーするのはなかなかにしんどかったです。

なみき

昔のラーメン屋の出前みたいな岡持ちがすごく欲しくなりました。

自宅で使うような陶器のどんぶりをそのままテイクアウト容器として利用するのは、割としんどいということがわかりました。

でも一個三千円ぐらいするどんぶり弁当箱をたまのテイクアウトのために人数分用意するっていうのも…なかなか勇気がいりますね。

しかし、心なしかプラスチック製の容器に入っていたときより美味しく感じたような…!?

環境問題について思うこと

たとえば政治の話なんかと同じように、フラットに環境問題の話をすることって意外と難しいんですよね。

なみき

今回あらためて、理想的なエコ生活の実現の難しさにも直面しました…!!

なぜなら、私たちの生活は日々環境に負荷をかけるものであり、その事実、つまり環境問題と向き合うのは苦しいからではないでしょうか。

私自身、地球環境に想いをはせながらも容器包装を消費しない日がないし、プチプラのお洋服を買う趣味があったりと、たくさんの矛盾を抱えて生きています。

私のような半端者が人様にまで「環境のことを考えましょう」と言うには、気が引ける。それならばせめて、自分ができることぐらいはしたいという気持ちでいます。

なみき

口だけで何もできていないので、服の予算から環境保全団体への寄付ができればと検討中です。

今回の試みはどちらかというと失敗に終わったかもしれませんが、テイクアウト容器をふたつ削減できました。

そのぶん皿を洗う汚水が増えてしまうのでは…と、なにが本当に地球に良く、なにが悪いのかを測りかねる難しさもありますが、わからなくても考え続けていくことが大切だと思います。

ひとりの行動ではちいさな出来事でしかないけれど、ひとりがたくさん集まれば大きな影響になります。

環境について考えることは偽善でもなんでもなく、地球に間借りして生きている私たちにとってごくごく自然なこと。

そんなことを感じました。

環境問題の話、だれもがフラットにできる日が来るといいなぁ…ってそんな悠長に構えていられない現状ではありますが。

これからも「私にできることはなにか」あきらめず考え続けていきたいです。

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