どうもっ!日々白目向きながら夫と犬と暮らしているなみきです!
私はよく夕食後に寝落ちします。

そのまま夜中まで床に落ちているのが日常茶飯事なのですが、先日いつものように夜中2時ごろムクリと起き上がりキッチンに行くと…
夕食後のまま時が止まった台所!!!
流しには山盛りの皿と調理器具!!!
残った味噌汁も鍋そのまま!!
あれっ…部屋の電気が切れてるけど夫はどこに行ったのでしょうか?
ハイ就寝済!!

なみきはHUNTER×HUNTERを応援しています
いやいや…これ今に始まったことじゃない…。
でも今日はね!??
仕事後しんどかったけど犬の散歩行って、あんさんのために夕食用意して………そんで電池切れして寝落ちしとるんやで?????
夫、キミさ……
今日休みでなんもしてなかったよね!?
まあ、あとから冷静になれば「夫も日頃めちゃくちゃ疲れてるみたいだし休日ぐらいゆっくりしたいよな…」とかも思えるのですが、
カチーンときた人間というものは咄嗟に「気持ちよく寝とる貴様の耳元で爆音のうっせぇわでも流したろか!!???」と思ってしまうので困りものです。
なにしろ、疲れている人間には心の余裕なぞないのです。
真夜中に20〜30分かけて一人セッセと皿を洗い台所を掃除していると、思っちゃうんですよね。
なんなん。
…と。
なして自分だけ寝れる!??
夫という生き物
翌日メタメタに文句言っておきましたが、なにしろ夫という生き物は悪気なくこういう行動をとる性質がある。ザラにある。
いいとこもあるんですけどね…!
きっと私だけじゃなく世の中の奥さま方も数多の「なんで!??」を抱え込み続けていて、
ちょっとしたことで最後の砦が決壊、そして
大噴火
そんなことも珍しくないかと思います。みなさま、常日頃まことにお疲れ様でございます。

そういうときのための本、ありました
まだ結婚して間もない頃、長女味の強めな私が「なぜ夫は言うことを聞かないんだ!?」と苛立つことが度々ありました。
憤りの収まらない私が向かうのは本屋。
なにか…なにか夫婦関係について書いた良書はないものか……!??
と探しまくっていたところ、ありましたありました。良さそうな本!!!

タイトルからして共感しかない。
短いタイトルに問題の本質が凝縮されている…!!!
実際に読んだ妻の80%以上が共感! ザビエルが教える、幸せな夫婦のつくり方。
家事をしない、人の話を聞いてない、夫ってなんでこうなの?夫に常にイライラしている妻たちにおくる究極の夫婦指南書!
引用︰Amazon商品ページより
- 「妻が体調悪いときでも配慮がない夫」
- 「人の話を聞いていない夫」
- 「ごはんは?ばっかりの夫」
- 「外面がいい夫」
- 「言ったことしかできない夫」
- 「スマホ、ゲームに依存する夫」
といったように、妻が「イラッ」としそうなシチュエーションごとに解説されているので、
まさに腹が立ったそのとき辞書的に引いて読むことができるようになっています。
まずは怒りの瞬発力を抑えるアンガーマネジメント的な役割を求めてるのよね!!誰か共感して!!
…という孤独な想いを受け止め、頭を冷やしてくれます。


このように内容は全編カラーで読みやすいです。可愛らしくスッキリしたブックデザインがいちばんのお気に入りポイント。
各項目のゆるくて味のあるイラスト4コマがあるあるすぎて思わず和んじゃう…!!
たしかに、この本を要約すると
「夫も悪気がある訳じゃないのよ。」
「そこをなんとか、許してやってよ。」
「うまく夫を転がせるかはアナタ次第☆」
…という一貫した夫側による都合のいい主張のようにも受け取られます。
あれこれ手を尽くした人には「馬鹿言ってんじゃないよ!!!」と一蹴されてしまうかもしれませんが、男性視点で書かれていることから夫のリアルな気持ちを理解する手がかりにはなると思います。
まだ旦那さんに情が残っている人向けの本と言えそうですね…。
そっと本棚に置いて、夫にモヤリ…としたときそっと取り出す応急処置アイテムとして手元に置いてみるのはいかがでしょうか。
これみよがしに食卓に置いておく技もあります!!!
他にも気になる本が…夫婦関係って奥が深いです。。
夫に期待しすぎるべからず
男性の多くは「共感する力」「表現する力」が弱い人が多いようです。
古代からみんなでマンモス狩りしていたからかな…。一点集中の闘い、撃った人が英雄。
対して女性たちは、仲間と良好な関係を維持したり細かい作業をしたりと、マルチタスクで複雑な役割を担ってきました……いや見てないから知らんけど。
その代わり、男性には体力や腕力があったり、苦痛に耐える忍耐力があったり、女性にないものを持っています。
違うから補い合えるんですね

表現しないだけで心の中で泣いてるかもしれない
いちばん身近な存在である配偶者にはついつい、「わかってほしい」と期待してしまいます。
しかし夫との関係も人間関係。結婚はゴールではなく新しい関係のスタート。長い道のり、できれば良好な関係を維持したいものですよね…!!!
最後に、私が夫にイラッとしたとき自分に言い聞かせていることを書いておきます。
なんの役にも立ちませんが…!!

夫は自分の所有物ではない
身近すぎて、自分の身体の一部のように錯覚してしまいやすい夫という存在…しかし夫とは生まれも育ちも違う別の人間。感じ方や考え方が違うのは当然のこと。信頼関係は簡単に壊れる。夫に強いていること、一生大切にしたい友人にも強いているだろうか?
自分のものだと思うと、どうしても思い通りにいかないのを不自由に感じてしまいますね…!
夫にすべての役割を求めない
女性と男性では脳の作りが違う。親身に話を聞いてほしいなら適した人がいるし、ワイワイ楽しむ場所なら女友達と行ったほうが楽しい。夫に母親役や女友達役を求めず、たくさんの人に依存先を分散したほうがいい。
いやでもちゃんと話し合いして決めること決めようぜ!?って思いますよね…!?いつもどうやって会議してんだ!?
男が外に出ると七人の敵
という言葉を聞いたことがある。たしかに女性として生きることは苦難も多いけれど、男性も男性で女性なら免除してもらえるような気の毒な立場になってる事も多い。たぶんめちゃくちゃ外で気を張ってて使い果たしていて、安らげる家だけで緩んでいるんだ。
働く女性は家でも緩めませんがね………?????
自分も完璧ではない
夫という人間には悪いところが100個あるかもしれないが、100個いいところもある。朝起きる。歯磨きをする。会社に行く。それも立派ないいところ。そして、私にも悪いところがある……100個どころじゃないかも。
私が男やったら一人だけ選べる伴侶に私なぞを選ばんわ…!!!
人間はいつ死ぬかわからない
今日あたりまえにある日常が、明日も続くとは限らない。あたりまえに側にいる人と、突然二度と会えなくなるかもしれない。怒りに任せて掛けた言葉が、最後の言葉になるかもしれない。それでも私は後悔しないだろうか?
もう健康で生きててくれりゃあなんでもいいわ!!!!!
っちゅうことで。
私もまだまだ夫婦道のひよっこです。
まっっったく偉そうなことを言える立場にございませんスイマセンンンンン!!!!
夫(私の父)に長いこと苦労させられてきた母の受け売りなのですが、「腹が立つけど、いいところもある」と言えるうちはおそらくまだ修復可能です。
まだ愛が残っている!!愛さえあれば、なんとかなる!!!
しかし、「イラッ」の積み重ねが大きな怒りに変わることもあるし、長い年月あれば、夫婦関係そりゃあもういろんなことがある。
「いいところはあるけど、許せない」と表現するようになったら危険信号。最後に来る方が本音だからです。
人間関係は片方の努力だけではなんともならないことも多いです。関係の改善に手を尽くしてきた方々に心から、お疲れ様を申し上げます。
あなただけが悪いなんてことは決してない。愛だけで、甘えないでほしいですよね…!!
夫婦関係も人間関係。人間関係とは、お互いの思いやりあってこそ。
知らんけど。